歯科健診を受けることで、幸せになれます!?
大手自動車メーカー トヨタの子会社が所属するトヨタ関連部品健康保険組合(組合員 約5万人)が行った調査結果で、「歯科健診を定期的に受け続けている人の方が、将来的に病気になりにくく、総医療費が少なくて済む」ことがわかりました。
この調査研究において分かったことは
・48歳までは、健診費用なども含めて、受診者グループの方が医療費がかかる。
・48歳を境に、歯科健診を受けているグループの医療費が少なくる。
・60代以降においては、歯科健診を受けているグループの方が半分程度の医療費になる。
調査を行ったトヨタ関連部品健保組合の分析では、歯が悪いこと、歯並びが悪いこと、などを放置することで、結果的に食生活が乱れ、栄養の偏りが起こる。生活習慣病の温床となり、医療費の増大につながる。とされています。
さらに多くの研究から、歯を失い噛めなくなると、認知症、脳血管疾患、転倒(寝たきりを招く)、免疫力の低下などのリスクが高くなることがわかっています。
歯科医院という場所は、皆様にとっても馴染みの深い場所だと思います。人生で一度も歯科医院に行かない人は、おそらく皆無に近いでしょう。また、昔と比べて歯科医院に通う理由は大きく様変わりしたと言っても過言ではありません。昔は、歯が悪くならないと歯医者に行かないのが常識でした。
「悪くなったら、イヤイヤ行く場所」でした。世の中の嫌われ者の代表選手と言っても過言ではないくらい歯科医院は敬遠されている場所でした。
しかし、今では少々様子は変わったと言えるでしょう。私が大阪で開業していたクリニックも「3ヶ月後の定期健診を楽しみしている」そんな子どもたちで溢れていました。虫歯ゼロの子どもたちが、当たり前のようにクリーニングに訪れ、フッ素を塗り「強い歯を手に入れて」帰っていく光景が日常でした。
また、矯正治療や審美治療などで、よりキレイで機能的な、食べやすい、磨きやすい、見た目に美しい口元を手にいれる為に訪れる、前向きな皆様の集まる場所と変化して行きました。
そんなクリニックを運営していた経験がありますので、このトヨタ関連部品健康保険組合の調査結果を見ても驚きはありませんでした。むしろ「やっぱりな」という感覚です。
私は、自分自身が大きな健康に関する問題を抱えて入院する経験をしました。まさに「死の淵」を見ました。ですから、余計に来院される皆様に申し上げたいのです。
「歯を大切にしましょう」「身体を大切にしましょう」「健康以上に価値のあるものなど、ありません。」と。
私自身も、残りの人生(時間)を大切に生きたいです。前向きに、ご自身の健康と向き合っておられる方のサポートがしたいです。そんな歯科医療をご提供したいです。
どうか、歯科医院を「悪くなった箇所を修理する」修理屋さんと捉えるのではなく、「コレからの人生を楽しく生きるための場所」と考えて頂ければと思います。
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