夏の暑さと歯の痛みの意外な関係

こんにちは。西大路御池デンタルクリニックです。
連日の猛暑で体調を崩す方が増えていますが、実はこの時期、「歯が痛い」「顎がだるい」といった症状で来院される患者さんが増える時期でもあります。
「むし歯ではないのに歯がズキズキする」「かぶせもの・つめものが外れた」といったお悩みの背景には、“くいしばり”が関係していることが少なくありません。
今回は、暑さと歯の痛みの関係についてお話しします。
暑さがくいしばりを引き起こす?
「暑さと歯の痛みに関係があるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
実は、夏の夜は寝苦しさから眠りが浅くなりやすく、無意識のうちに強くくいしばったり、歯ぎしりをしたりすることが多くなります。
このようなくいしばりや歯ぎしりは、次のような症状を引き起こすことがあります。
- 朝起きたときに顎が疲れている
- むし歯がないのに歯が痛む
- 歯ぐきにムズムズした違和感がある
- かぶせもの・つめものの破損
- 咬み合わせにズレを感じる
これらの症状に心当たりがある場合、くいしばりや歯ぎしりが原因かもしれません。
くいしばり・歯ぎしりを防ぐためにできること
夏の睡眠の質を高め、歯や顎への負担を減らすために、次のような対策を心掛けましょう。
快適な睡眠環境を整える
エアコンや扇風機で室温・湿度を調整し、ぐっすりと眠れる環境をつくりましょう。
就寝前のリラックスタイムを持つ
スマートフォンやパソコンの使用を控え、軽いストレッチや読書をして心を落ち着かせることで、深い眠りにつながります。
歯科医院でのチェックを受ける
「歯が痛い」「顎がだるい」といった違和感があるときは、早めに歯科医院を受診しましょう。当クリニックでは、患者さんのお口の状態に合わせて、くいしばりを和らげるマウスピース(ナイトガード)の提案も行なっています。
夏の歯の痛みはくいしばりが原因の可能性があります
夏の暑さは、体だけでなくお口にも影響を与えることがあります。
くいしばりや歯ぎしりは、むし歯・歯周病の進行を早めたり、かぶせもの・つめものの破損、咬み合わせのズレなどさまざまなトラブルの原因となります
「いつもと違う」「少し気になる」と感じたときは、当クリニックまでご相談ください。
暑さに負けず、しっかりお口の健康も守っていきましょう。
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