こんにちは。
西大路御池デンタルクリニックです。

8月31日は「野菜の日」です。
1983年に食料品流通改善協会や全国青果物商業協同組合連合会など9団体が制定しました。
日付は「や（8）さ（3）い（1）」の語呂合わせからです。

今回は、歯の健康を支える野菜についてお話しします。

歯に必要な栄養素

歯の健康を守るためには、栄養バランスの良い食事が重要です。
特に、歯に良いとされる以下の栄養素を摂取するよう心掛けましょう。

• カルシウム：エナメル質を強化する
• たんぱく質：象牙質を形成する
• ビタミンA・C・D：歯の質を向上させる

栄養素が豊富な野菜

以下の野菜には、食物繊維・カルシウム・ビタミンの栄養素が豊富に含まれています。

• カルシウム：小松菜、チンゲン菜、切り干し大根
• たんぱく質：大豆
• ビタミンA：モロヘイヤ、ホウレンソウ、かぼちゃ、シソの葉、パセリ、バジル
• ビタミンC：ブロッコリー、小松菜、ピーマン、じゃがいも
• ビタミンD：干しシイタケ、しめじ

むし歯や歯周病の予防

むし歯や歯周病を予防するためには、食物繊維が豊富な野菜や血流を促すビタミン類が含まれる野菜が効果的です。
特に小松菜は、食物繊維やカルシウム、ビタミンが豊富で、歯に非常に良い野菜と言えます。

調理のポイント

調理の際は「歯ごたえ」を意識しましょう。
歯ごたえのあるメニューにすることで、よく噛む必要が生じ、唾液の分泌を促します。
唾液は消化を助け、口腔内を洗浄し、中性に保つ働きがあります。

歯の健康を支える食生活

「野菜の日」をきっかけに、食事を見直してみませんか？
カルシウムやたんぱく質、ビタミンA・C・Dを含む野菜を積極的に摂り、よく噛むことを心掛けましょう。
また、歯の健康には適切なセルフケアが欠かせません。
当クリニックでは一人ひとりに適した歯みがき指導を行なっていますので是非ご来院ください。